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計算が得意になるトランプゲーム3選

算数が得意になるために必要な基礎計算力は、小学生低学年のうちに「足し算」「引き算」を繰り返しおこない、暗算力を養うことが大切だと言われています

そこでおすすめなのは、親子で遊びながら基礎計算力を付けることができるトランプゲーム

 

今回は、小学生低学年でも無理なく楽しめる「算数が得意になるトランプゲームを難易度レベル別に3つ紹介いたします。

 

≪目次≫

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難易度1:『トランプ10』

ババ抜きのアレンジ。捨てられるカードを、「同じ数のカード」ではなく「足して10になるカード」にします。

 

〈遊べる人数〉2人~

〈年齢〉6才~

 〈養える力〉

・繰り上がりのない足し算の初歩に親しめる

・足して10になる数字の組み合わせを理解する

 

〈ポイント〉

・足して10になる数の組み合わせをしっかり身につけることで、「繰り上がり足し算」や「繰り下がり引き算」へのステップアップがスムーズにできるようになります

・使用するトランプは、数字をマークの数で表しているものがおすすめです。(数の大小の概念が定着しやすくなるため)

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〈使用するカード〉

1~10までのカード(計40枚)+ジョーカー1枚

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〈ルール〉

ジョーカー1枚を含めたカードをよくきり、すべてのカードを全員に配ります。

 

配られたカードの中に、足して10になる2枚のカードの組み合わせ全てを捨てます

◇組み合わせ :[1と9、2と8、3と7、4と6、5と5

※10はそのまま単独で捨てることができます。

 

残ったカードでババ抜きをし、足して10になるカードが揃ったら捨てていきます。

(詳細):

・ジャンケンで順番を決め、勝った人から時計回りに隣の人のカード(裏向き)の中から好きな1枚を取ります。

・取った1枚と、自分が持っていたカードの組み合わせで、足して10になるものがあれば、その2枚を捨てることができます。なければ、そのまま自分のカードに加えます。

・取られた人は、次の人からカードを1枚引き、以降同様に、順番に隣りの人からカードを引いていきます。

 

手元のカードが無くなった人から順に勝ち抜けになります。

 

 

難易度2:『ブラックジャック(アレンジ)』

山から順番にカードを引いていき、足して21に近いカードを持っている人が勝ち。

親決めやチップを使わず、純粋に組み合わせの合計数値を競って楽しみます。

 

〈遊べる人数〉2人~

〈年齢〉7才~

〈養える力〉

・繰り上がり足し算の定着

・引き算への導入

 

〈ポイント〉

・足して10以上となる数の暗算に慣れるとともに、今持っている数に、あとどれぐらいの数を足すと21になるか? という計算をするなかで、引き算の概念を身に着けていきます。

・勝敗を決めるときに、自分カードと他人のカードとの比較を通して、数の組み合わせを定着していきます。

 

〈使用するカード〉

1~10までのカード(計40枚)

 

〈ルール〉

カード全て1つに重ねて裏向きし、中央に置きます。

 

ジャンケンで勝った人から順に、カードを1枚ずつ引きます。

 

引いたカードの数を足し、21に近づいたら「ストップ」で引くのを止めます。

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全員が引き終わったら「ドン!」一斉にカードを見せ合い、合計が最も21に近い数が勝ちです。

※21を超えている人は「ドボン」で負け(再下位)です。

 

 

 

難易度3:『51(ごじゅういち)』

同じマークのカードを集め、一番早く数字の合計を51点に近づけた人が勝ちです。

 

〈遊べる人数〉2人~

〈年齢〉7才~

〈養える力〉

・大きい数の足し算に慣れる

 

〈ポイント〉

・JQKのカードとジョーカーを数値に変換する必要があり、若干高度なルールへの理解が必要となります。

・揃えるマークを決める判断力が必要となります。

 

〈使用するカード〉

ジョーカーを含めた全てのカード 

 ◇カードの強さ

A (11点)>K、Q、J 、ジョーカー(10点)>10~2(数字のとおり)

 

〈ルール〉

 ①カードを5枚ずつ配ります。

残りカードは重ねて裏向きして中央に置き、その山の上から5枚とり、場に表向き広げて置きます。

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ジャンケンで勝った人から順に、自分の手持ちのカードと場に広げられたカードを1枚交換します。(パスは無し)

 

2周目からは、好きな枚数を交換できます。もし、交換したいカードが無ければ「パス」をして次の人に順番を回したり、場のカードをすべて流し、山から新たなカード5枚を広げてその中から交換することもできます。

※流しは場合は、必ず1枚は交換します。

※流したカードは、山のカードが無くなった時に山に補充します。

 

手持ちのカードの中で同じマークの数の合計が51になったら、「ストップ」して勝ちとなります。その時点でゲームは終了し、その他の人は点数が高い人順に2位、3位となります。

※手持ちのマークが揃っていなければ0点

※同点の場合は、ジョーカーが入っている方が下位、入っていなければ、ハート>ダイヤ>スペード>クローバーの順に上位となります。

 

 

⑤51にならなくても、マークが揃った時点で「コール」をかけることもできます。

誰かが「コール」をした時点で、全員が手持ちのカードを開示し、最も点数の高い人が勝ちとなります。もし、コールをかけた人以外が勝ちとなった時、コールをかけた人は最下位となります。

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算数が得意になるトランプゲーム3選を紹介いたしました。

わが家の小学1年生は、これらのトランプゲームをしているうちに、指を折りながらのの計算が無くなり、暗算が早くなってきました!

家族でちょっとした時間で楽しめ、親子のコミュニケーションにもなるので、ためしてみてはいかがでしょうか。

 

<最後までお読みいただきありがとうございました>

 

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