産後は、赤ちゃん中心の生活となり、出産疲れのなか自分の思うように家事ができません。もちろん産まれた赤ちゃんは可愛くて仕方ありませんが、やりたい事が自分の思うように出来ない!というイライラを解消するのが、新たな試練だったりします。
そこで、妊娠中にスムーズに家事・育児をこなせる為の準備を、できるだけしておきたいものです。
ここでは、実際に出産した時の経験を振り返り、出産前にやっておいて良かった事とやっておけば良かった事を5項目に絞って紹介します。
ご出産を控えた方々に少しでも参考になれば、幸いです。
《目次》
1.ウォーターサーバーの契約
妊娠中の方なら、ウォーターサーバーのチラシを目にされる機会が多いと思いますが、もし迷っているなら、取り敢えず導入してみることをお勧めします。
私は臨月から離乳食終了後まで、ウォーターサーバーにお世話になりました。
まず、出産直後から100%母乳でいけるのは、3割程と言われてます。残り7割が粉ミルク又は母乳と粉ミルクの混合です。
粉ミルクは作り置きができません。
赤ちゃんがお腹を空かせてミルクを要求してから、お湯を沸かし始めていては、出来上がるまでの時間、赤ちゃんを抱く事もできずに泣かせたまま放置となります。
それが、昼夜問わず毎日続きます。
ウォーターサーバーがあれば、サーバーから直接、清潔で安心なお湯が出ます。
3秒で粉ミルクが溶け、同じくサーバーからの美味しいお水を足して温度調整を行い、10秒足らずで赤ちゃんにミルクを飲ませる事ができます。
かなりの効率化に安心がプラスされます。
また、多くのウォーターサーバー会社では、妊娠中からの契約を対象とした特典が用意されています。
妊婦ならではのご利益もしっかり受けておくのも、いいですよね。
ただ、気になるのはやはり費用。
2リットルのペットボトルのミネラルウォーターの特売と比較すると、どの会社を選んでもやはり大なり小なりお高くなります。
また、常に暖かいお湯が出るということは、それだけ電気代もかかってしまいます。(月2千円程)
私はコストを考えて、本当に必要な時はしっかり活用し、離乳食終了後は宅配サービスのペットボトルを安売り時にまとめ買いする方法に乗り換えました。
2.食材宅配サービスへの登録
妊婦にとっても、食に安全を求めるのは大切ですが、出産後は少しでも母乳を与えるのであれば、母乳の元となる母親の食事は、質の良いものをこころがけたいものです。
産直野菜や、添加物を最小限に抑えた食品など、近所のスーパーでは手に入らない商品を扱っている「食材宅配サービス」は、外出すらままならない出産後は、とても重宝します。
私は数社、お試しを取り寄せたり、実際に話を聞いたりしましたが、取り扱い商品が多く、配達料が無料(子育て家庭の特典を利用)となる『コープデリ』を使っています。
国産にこだわった商品やできるだけ食品添加物を排除した商品を選んで、注文。
ネット(eフレンズ)では各商品の原材料が細かく掲載されていますし、口コミも参考にできるので便利です。
配達料が無料になるなど、子供がいる家庭ならではの得点が用意されている所も多いので、是非、お気に入りの会社を見つけてみて!
3.Amazonプライム会員への登録
出産後は、オムツやおしりふきなど、かさばる物を買う機会が多くなります。
赤ちゃんを抱っこし大変な思いをしてドラッグストアへ買いに出かけるよりも、ここはAmazonを賢く利用しましょう。
『Amazonプライム会員』は、オムツやおしりふき、日用品が定期便で15%OFF、お急ぎ便無料など、育児中の家庭に優しい特典が充実しています。
ベビー用保湿クリームやシャンプー、入浴剤や洗剤類など、Amazonの定期便を利用して買う方が安いです。
また、早ければ注文当日に自宅まで配送してもらえるので、年会費が3,900円かかります(初年度は実質無料)が、それ以上の価値を感じます。
私は、オムツを買う必要が無くなった今でも、働きながらの育児で、子供に向き合う時間を少しでも増やしたいので、Amazonプライム特典を利用しています。
4.乳房マッサージ
おっぱいケアは、自治体や出産予定の病院などの妊婦向け母親学級でも勧められますが、正直私は、ピンとこなくて結局ほぼやらない状態で出産を迎えました。
さて無事に出産を終えたものの、当然といえば当然なのですが、スムーズにおっぱいが出る訳もなく、常に忙しくしている看護師さんに頼る事もできず、やや母乳&ほぼ粉ミルクの状態で退院。
慌てて自分であれこれ調べても上手くいかずに、結局、桶谷式の乳房マッサージを受ける事となりました。
乳房マッサージは、妊娠後期になれば開始できるので、出産前に地道に入浴中にやっておけばよかった、と後悔。
5.保育園の選定
産後、職場復帰を予定している方は、出産前に保育園の見学をしておくことをお勧めします。
認可保育園になかなか入れない昨今、認可保育園の入園承諾を待っている間に、育児休暇の期限が切れてしまい、やむを得ず退職される方も決して少なくありません。
必ず職場復帰したい方は、まずは認証保育園に入れて、認可保育園の空きが出たら転園する方法を取るのが得策ですが、認証保育園に入園できるのは、申し込み順の場合が殆どなので、出産して少し落ち着いてからでは、遅いのです。
私の自宅(都内東部)近くの認証保育園では、入園待ち20人以上、なんて状態でした。
出産前にじっくり見学しておき、次年度の募集が始まると同時に申し込みをする、という状態がベストの様です。
以上が妊娠中にやっておいておきたい、おすすめ5項目です。
少しでも参考にして頂き、後悔しない産後ライフを送っていただきたいと思います。
☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。
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