料理のお手伝いは知育にも繋がるため、幼児期から取り入れたいもの。
しかし、幼児が料理を手伝うにあたって、壁となるのはやはり包丁。
子どもがいくら熱心に「やりたい!」と叫んでも、包丁については与えるタイミングや、もたせる包丁を、親がしっかりと見極める必要があります。
では、いったい何を基準にしたら良いのか、包丁を与えるタイミングや、どんな包丁を与えたら良いのか、解説します。
《目次》
包丁を持ちたがったらまず試してみる事
まずは、食卓用のナイフを与えてみましょう。
切る食材は、バナナ、ハム、チーズ、茹でた野菜など、食卓用ナイフでも手応えを感じながらも容易に切れる食材を選びます。
(力を入れないと切れない硬さの物を切ると、余分な力が入り、食卓用ナイフでも手を切ってしまう可能性があるので、注意しましょう。)
持ち方、左手の添え方、切り方、そして人に向けたり振り回したりしない、などの注意点を教えます。
実際に切らせてみて、
①教えた事が守れているか?
②落ち着いて切る事が出来ているか?
③意欲的に取り組んでいるか?
(怖がっていないか?)
を観察し、子ども用包丁を買い与える判断にされると良いでしょう。
子ども用包丁の種類
そろそろ子どもに包丁を使わせてもいいかな、と感じたら、子どもの手の大きさに合った包丁を用意してあげたいものです。
ハサミもいきなり大人用を使わせないのと同様、包丁も子どもの手の大きさにあったものが作業もしやすく安全です。
子ども用包丁は大きく分けて、刃が付いていない切れない包丁と、刃がついている切れる包丁があります。
小さなお子さんには、まずは切れない包丁から与えるのが安心です。
しかし、切れない包丁は食卓用ナイフと同様、柔らかい食材しか切る事ができず、硬い食材を切りたがって無理に切ろうとすると、却って危険です。
目安として3歳を過ぎ、食卓用ナイフでの練習を上手にこなし、包丁の危険性を理解できるようであれば、切れない包丁よりも、切れる包丁をおすすめします。
子ども用包丁の選び方ポイント
①刃先と刃元が尖っていないもの
②子どもの手の大きさに合うもの
③ハンドルが滑りにくいもの
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こぶりながらも、しっかりとした包丁で切れ味も良いので、変に力まなくても、普段の料理で使用する食材すべてを切る事ができます。
刃先と刃元、両端1㎝には刃がついておらず、安心です。
子どもが持ちやすい軽さです。
幼児用・低学年用・高学年用の3種類があり
左利き用も用意されています。
※必ず親の監視のもとで使用させて下さい。
☆最後までお読みいただき、ありがとうございます。
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