コーディネーショントレーニングとして効果が認められているラダートレーニング。
安価な道具で、室内でも公園でも手軽にできるトレーニングとして人気を集めています。
トレーニングの方法は無限大ですが、幼児~低学年の子どもが継続して取り組むためには、やはり親子で楽しんで行うのが効果的!
そこで、親子で楽しめるラダートレーニングの方法を紹介いたします。
≪目次≫
ラダートレーニングとは?
ラダーとは、ご存知の通り「はしご」。ラダートレーニング用のラダーを使って、さまざまな動きを規則正しく行うことで、運動神経を鍛えることができます。
ラダートレーニング用のラダーは、プラスティックと紐でできており、軽くて邪魔になりません。くるくると丸めると縦45㎝×横15㎝程度の袋に収納可能で、子どもでも持ち運べることができます。お値段も1,500円前後と手軽に始められるのが嬉しいポイント!
★はしごの間隔は自由に変えることができるので、子どもの体形や部屋の広さに合わせて調整できます。
ラダートレーニングに期待できる効果
ラダーとトレーングは、脳からの指令を正確に俊敏に筋肉へと伝えることを目的にしたトレーニングで、繰り返し行うことで運動神経を養うことができます。
この運動神経は、サッカーやバスケットボールをはじめ、あらゆるスポーツ競技に役立つもので、本格的にスポーツ競技のトレーニングを始める前に養っておくことで、スポーツ競技の上達に大きな効果がもたらされると言われています。
ラダートレーニングは何才の子に効果がある?
ラダートレーニングは、子どもに合わせて難易度を変えることができるので、幼児のお子さんでも可能です。大人が身体をほぐしたり本格的なスポーツを行う準備運動として行うのも有効です。
しかし、運動神経を養うために高い効果が期待できるのは、やはり幼児から小学生、中学生まで。そして、何かのスポーツ競技をある程度上達させたいのであれば、小学生低学年ごろには、取り組み初めておきたいものです。
小さいお子さんなら、起伏のある広い公園などでの追いかけっこをするだけでも、運動神経の発達には効果が見られますが、ラダートレーニングなら限られたスペースでも効果的にトレーニングが可能です。
親子でラダートレーニングを楽しむポイントとは?
小学生高学年ぐらいになると、上記で紹介したYouTubeで公開されている動画などを見て、自身でトレーニングを進めていることもできるでしょう。
しかし、幼児~小学生低学年ぐらいの子どもにとっては、ラダートレーニングは単調に思えて、なかなか楽しみが見いだせないお子さんも多いようです。
幼児~小学生低学年の子どもがラダートレーニングを効果的に行うためには、トレーニング色をなるべく出さず、遊び感覚で取り組むことが、トレーニングを継続的に行う秘訣です。
親子で行う具体的方法
親子でラダートレーニングを楽しんで行うためにおすすめなのが、トレーニング内容を交互に考え、それを一緒に行うことです。
トレーニング内容を考えると聞くと、難しく思われるかもしれませんが、ラダートレーニングの基本は、動作を規則正しく行うこと。「ケンケンパ」や「左右交互にケンケン」をラダーからはみださないように端から端まで行うだけでも、立派なトレーニングなのです。
子どもが自分で考えた跳び方や走り方なら、子どもがある程度自身で行える方法です。「上手にできるね!」と褒めながら親子で往復し、親が考える順番の時に、「じゃあ、これはできる?」と言って、子どもの方法を少しアレンジしたものを提案し、親子でやってみましょう。ほんの少し難しくするのがポイントです。
少しずつ、子どもが経験したことのない足の運び方、そしてそれに合わせた手の動きを経験させていくなかで、トレーニング効果を感じられることでしょう。
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