口であれこれ注意するよりも、絵本から子どもが感じ、学び、成長していく事は思いのほか多いと言います。
ここでは、特にしつけに役立つおすすめの絵本をまとめました。
きっと、ママやパパの子育てに役立ち、しいては将来の子どもの為となることでしょう。
《目次》
しつけ絵本 1才~2才児におすすめ
こぐまちゃんありがとう
■ありがとうが言えるようになる本■
「ありがとう」と言われ嬉しい気持ち、そして、何かしてもらって「ありがとう」と自分で言えた誇らしい気持ちが物語の中で表現されています。
「ありがとう」は大切な言葉。何度も読みきかせてあげたい1冊です。
しろくまちゃんぱんかいに
■がまんができるようになる本■
しろくまちゃんが、お母さんとのお買い物で、買って欲しいものを買ってもらえなかった時の様子。
帰り道の公園で、滑り台をもっともっと滑りたいけど、「あと3回すべったら帰るのよ」とお母さんに言われる様子など、日常生活における子どもと親とのやりとりが描かれています。
子どもの際限ない欲求を、自分の気持ちの中で折り合いをつけれられるようになるといいですね。
しつけ絵本 2才~3才児におすすめ
ノンタンぶらんこのせて
■お友達と仲良く遊べる子になる本■
子どもが大好きなノンタンシリーズの代表作。
なかなかブランコの順番を代わってくれないノンタンに、お友達みんなで抗議します。
独り占めせず、みんなで助け合って仲良くあそびましょう、という作者のメッセージがユーモア交えて、明確に伝わってきます。
公園などで、お友達と仲良く遊べるようになれる本です。
■お片付けが上手になる本■
ななちゃんはいつも、おもちゃを1つの箱へ押し込んで片づけます。はやく片づけておやつを食べたいからです。
でも、ある時おもちゃ達がななちゃんに抗議をします。おもちゃの気持ちを知ったななちゃんは、おもちゃを大切にして上手にお片付けができるようになるお話しです。
自分から楽しくお片付けが出来るようになるといいですね。
そらまめくんのベッド
■人にやさしくなれる本■
たろうのおでかけ
■交通ルールへの気付きができる本■
アイスが解けない様に、早くお友達の家に行きたい気持ちと、交通ルールを守ることとの葛藤を、子どもにわかりやすく表現しています。
ちょっとそこまでぱんかいに
■気を付ける事ができる本■
自転車に乗ってパンを買いに行く途中、たくさんの人に「〇〇に気を付けて!」と声をかけられます。
おひさまに向かってぐんぐん進む冒険心あふれるストーリーの中、外出することは、いろんな危険があるという事を知らせてくれる本です。
しつけ絵本 3~4才児におすすめ
かみなりコゴロウ
■お行儀がよくなる本■
ある日、とってもお行儀のいい雷の子どもが空から降りてきました。一方、しょうたのは自分の靴を脱ぎ散らかしたせいで、大変なことに!
お行儀をよくする事の大切さを教えてくれる本です。
あいたいきもち
■いのる心を持つ子になれる本■
ゾウのぬいぐるみのパオンは、ある日、大好きなアキちゃんとはなればなれに。
おつきさまやおひさま、空の神様や雲の神様に、一生懸命アキちゃんに会えますように、とお願いしつづけます。
途中、カエルを助け、また助けられながら、あきらめないパオンの姿は、子どもの心にしっかりと響くことでしょう。
ポリンはポリン
■自分に自信を持てる子になれる本■
「あなたは世界にたった一人しかいない子なんだから、自分を大切にしよう」というメッセージが込められている本です。
うらやましがり屋のタヌキのポリンは、ある時、自分がとても愛され大切に育てられた事を知ります。
「わたし、タヌキに生まれてよかった。とうさんとかあさんの子でよかった」
「かあさんも、ポリンがうちの子でよかったわ」と温かい気持ちになれる本です。
がんばれ!とびまる
■たくましい子になれる本■
弱虫で自信のないてんぐの子とびまるは、一生懸命働き修行しています。
ある日、ウサギに助けを求められ、勇気を持って助けに挑みます。必死になる気持ちと、コツコツ修行した事が「できた!」に繋がり、たくましく成長していく姿が描かれています。
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