夏の暑い中、涼しくて思いっきり遊べる場所は?と思いついたのが、お台場 青梅駅のビーナスフォートにある、室内遊園地『アネビートリムパーク』
『アネビートリムパーク』は、幼児、教育先進国であるヨーロッパの独創的で安全な遊具を使い、ココロとカラダを満たす遊びを通して、学べる施設として2014年にOPENしました。
乳幼児から12才までの子ども達が思いっきり遊べ、また学べる施設です。
保育士や幼稚園教論経験者等のスタッフ、外国語が堪能なスタッフが配置され、さらにオランダ王国教育機構(Cito)の幼児教育理論に基づいたイベント、教室なども開催されるという、かなり独創的かつ斬新な室内大型遊園地です。
《目次》
アネビートリムパークとは
遊び=学び
子どもは自ら成長のために、本能で「遊び」を望み、親はわが子の成長のため、心から「学び」を望んでいます。
そんな同じ望みを持つ親子のために、「遊具」「環境」「講座」「スタッフ」の4本の柱を、アネビートリムパークは提供しています。
大型遊具
子どもが本能的に持っている「体を動かしたい」という欲求を叶え、登る・跳ねる・滑る・ぶら下がる・ハイハイ・転がることのできる遊具を備えています。
園内に入るとまず目の前に飛び込んでくる大型遊具は、スウェーデンのヨーロッパ最大の公園施設メーカーHAGS製の遊具です。
近所にある遊具とは異なり、目新しい遊具は子どもの好奇心をかきたてます。
この先どうなっているんだろう?とワクワクしながら、制覇にチャレンジすることでしょう。
対象は5才児からとなっていますが、保護者が付き添えば3才から可能です。はしごが足場の間隔が広めな為、3才児ですと危なっかしい箇所が少しあります。
すぐ横には、1~3才児向けの同メーカーの遊具もあります。
大型トランポリン
オランダ生まれの子ども用本格派アウトドアトイを扱うメーカーBERGのトランポリンです。
大型ですが子ども用なので、安全で跳びやすい柔らかさになっています。
また、1人ずつ入る様になっているので、お友達とぶつかる心配もありません。
座っているだけなら、保護者も一緒に中へ入れます。
ペダルゴーカート
BERG社のペダルゴーカートは、3才から乗車可能です。
サーキットのコースを1回3周まわれます。
見た目がかっこいいだけでなく、乗りやすい様で、三輪車が乗れればすぐに乗れそうな感じです。
3周まわったら、自分でブレーキを使って駐車場へ停める所までがセットで、修了するとライセンスカードを貰える様になっています。
体操エリア
跳び箱や鉄棒、マットなどに挑戦できる体操教室が開かれる場所ですが、常時、低い平均台やマットが用意され、自由に遊べる様になっています。
はだしエリア
ドイツのHABA社の年齢や成長に合わせた遊具が多数設置されています。
0~2才専用エリアや、ごっこ遊びのエリア、クライミングウォールがあるアクティブエリア、ふしぎな砂の型押し工場、パズルや積木など様々な知育玩具が揃ったコーナーなどに分かれています。
絵本もたくさん用意され、親子でくつろいで楽しめる雰囲気になっています。
トーマスの木製レール玩具も
その他、トーマスなどの木製レールで遊べるコーナーや、ショベルカーやダンプトラックなどに乗り、荷物に見立てたボールを運べるコーナー、ピタゴラスイッチ的なビー玉を転がすコーナーもあり、実に様々な遊びを体験できます。
その他、部品を組み立てて乗り物を作れるコーナー、木を組み立ててログハウスを作れるコーナーなど、親子で一緒になって遊びに取り組めるものも用意されています。
イベント・講座
『アネビートリムパーク』では、遊びや学びのきっかけとなる講座やイベントを常時開設しています。
講座は、体操教室や英語教室、バルーンアートやリトミックなどなど。イベントは紙芝居や造形教室、ラジコンなど、多岐にわたり、0才から参加できるものも用意されています。
イベントスケジュールはHPに載ってますので、子どもが興味を持ちそうな講座やイベントをチェックしてお出かけ日を計画できますし、予約が必要なものでも、予約は開催時間の1時間前から受け付けなので、子どもの当日の様子を見て申込可能です。
おでかけレポート
平日の開園10時にあわせて到着。ビーナスフォートの開店11時より早いこともあり、入園時は空いていて快適でした。
ただ、会員登録をすると入園が当日から少しお安くなるので、ほぼ皆が新規登録をする為、入園に少しだけ待ちました。
親子2人で、平日フリーパスで約3,500円程で1日中遊べます。
入園後、まずは大型遊具で遊びました。
3才児には少しハードルが高いのか、一通り慎重に体験した後は、すぐ横の木製レールのコーナーへ。
親としては、木製レールでトーマスを走らせるのは他でもできるので、他で遊んでほしかったのですが、本人の遊びたい気持ちを優先させ、しばし我慢。
しばらく遊んだあと、ペダルゴーカートへ移動。
順番がくると、年齢に合ったサイズのゴーカートを用意してくれます。
スタッフの方は、3才児でも、本人に全て乗り方やルールを丁寧に説明してくれました。
途中、小学生くらいのお兄ちゃんが、追い越そうとしてぶつかってきましたが、すかさずスタッフがお兄ちゃんに注意。
その後は、トランポリンを体験。
家で1人用のトランポリンでは出来ない、跳びながら前に進んだり、跳ねながら走ったりと楽しそうです。
その後は、体操エリアでバランス感覚を鍛えたりと、身体を思いっきり動かして充分遊べた様子です。
ちょうど、体操エリアでのバルーンアート講座が始まる時間となり、そのまま参加。
バルーンアートといえば、「何を作ってほしい?」と聞かれて、好きなものを作ってもらうイベントは、他でよくありますが、ここでは、小さい子(対象3才~)に対しても、スタッフが作り方を説明して、自分で作るスタンス。
もちろん、親がサポートに入れますが、スタッフの接し方で子ども達も自分で作る気満々になっていました。
そして、親子で無事ウサギのバルーンアートが完成。
その後は、一時退室をして昼食をとり、昼食後は『はだしエリア』で、
パズルをしたり道路を作ったりと、まったりと遊びました。
はだしエリアには、見たこともない様な知育玩具も揃っていましたし、遊びきれなかったコーナーもありましたので、次回、また挑戦してみたいと思います。
まとめ
よくある室内遊園地とは異なり、用意されている遊具やおもちゃは魅力的ですし、スタッフも専門的で、イベントや講座も参加してみたいものが多くありました。
入園料がやや高めなので、平日フリーパスを使える時に、ゆっくり行くのがおすすめです。
夏休みはお盆期間を除いて、枚数限定ですがフリーパスも販売している様なので、おすすめです。
特に、熱中症や肌が弱くて紫外線の刺激が気になる方には、室内で思いっきり遊びながら学べる点で、親子で存分に楽しみたいですね。
ただ、気になったのは、園内には子ども用トイレはありますが、大人用が用意されてなく、一時退室してビーナスフォートのトイレまで行く必要があります。
また、園内で食べ物を食べることができないので、昼食時は一時退室する必要があるのですが、退場してすぐにおもちゃ売り場があるので、そこでなかなか動かない事態が発生する可能性大です。
全体的に幼稚園児くらいが一番楽しめる施設だなと感じました。
また、少し成長したら、行ってみようと思います。
☆最後までお読み頂き、ありがとうございます。
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