2017年10月14日(土)〜15日(日)、東京おもちゃ美術館で「おもちゃまつり」イベントが開催されました。
おもちゃまつりは、全国のおもちゃコンサルタントを中心に、木のおもちゃを扱うメーカー、自治体、さらには遊びに関わる関連企業から大道芸人まで、総勢100団体以上の出展者が繰り広げる、毎年10月に開催される、おもちゃの大イベントです。
《目次》
おもちゃまつりの楽しみ方
おもちゃまつりの催しは、大きくわけて3つ。
①おもちゃの縁日、②木のおもちゃの見本市、③大道芸人によるパフォーマンスです。
おもちゃの縁日(工作ワークショップ)
工作好きな子にはたまらなく嬉しい、様々なワークショップ70ブース以上が、旧校舎に所狭しと出店しています。
料金は、150円〜300円の手ごろなものが多く(もっとお高いのもありますし、無料のものもあります。)
子どもが「あれ作って見たい!」と興味をもったものを、席が空いていれば、すぐに作ることができます。
作り方は出店者であるおもちゃコンサルタントが丁寧に教えてくれたり、一緒に作ってくれたりします。
ちなみに、うちの子が作ったのはこちら
①クリスマスツリー(300円)
好きなビーズを 好きなだけ木工用ボンドでくっつけ、最後に雪にみたてた綿をくっつけ完成です。
②くるくるタコさん(150円)
紙コップの上下にストローを輪ゴムでくっつけ、ストローをくるくる回して手を離すと、タコが回転するおもちゃです。
お顔は、マジックで好きに書きます。
③パタパタちょうちょ(150円)
蝶の羽形の厚紙に、マジックで好きな色を塗り、棒と触覚と一緒に、両面テープでスポンジにくっつけます。
棒を持ってテーブルなどに押し当てると、蝶々が飛んでいる様に羽が動きます。
③モールの蜘蛛(100円)
チュッパチャプスの棒に、モールを4本クロスさせ、もう1本のモールをぐるぐると胴体の丸形に巻きつけます。目の模様を描いたシールを貼って完成です。
④ビーズがくるくる回って落ちる棒(200円)
らせん状に形作られた針金の好きな色を選び、好きな色のお花型のビーズを7つ、通すだけで完成です。簡単に作れて、簡単に遊べます。
⑤サイエンスボトル(150円)
アルギン酸ナトリウムと塩化カルシウムの化学反応によってつくられる粒を、小さなペットボトルに落として作ります。
あらかじめ絵の具で色付けされたカラフルな液体を、スポイトで落とすだけで、簡単に作れました。
スノードームの様に、ペットボトルをひっくり返すことで、ゆっくりと色の粒が降りてくる様子がとても綺麗です。
以上、5点を1時間足らずで作りました。
見るもの見るものに興味をそそられ、まだまだ作りたい物があったようです。
工作体験の他、おもちゃコンサルタントの方が作られた、面白いおもちゃで遊ぶこともできます。
作品を購入することもできます。
たくさんの手作り作品に触れることができ、物を作る楽しさを、存分に味わうことができます。
木のおもちゃの見本市
講堂では、本格的な木のおもちゃを実際に手に触れ、話を聞き確かめて、お気に入りを見つけることができます。
赤ちゃん向けの、コロコロと転がす動物・車や積み木、木製の雑貨などなど、普段デパートやショッピンモールのおもちゃ売り場ではお目にかかれないものを含め、たくさんの木のおもちゃに出会えます。
また、木を使ったワークショップや、木のボールプールなど木に触れて遊べるコーナーもあります。
大道芸人などのパフォーマンス
プロの大道芸人によるパフォーマンスが30分毎に開催され、子どもたちを楽しませてくれます。
晴れた日は校庭で行われますが、今年は雨だったので、地下の室内で行われました。
まとめ
工作が好きな子どもには、とてもおすすめのこのイベント。
また、子どもだけでなく、大人も童心にかえって楽しめますし、おうちでの子どもとの手作りおもちゃ遊びのヒントになることがたくさんあります。
年に1度のイベントなので、お見逃しなく!
☆最後までお読みいただき、ありがとうございました。