第一生命ホールで行われる年1回の子ども向け音楽イベント『オープンハウス』。2019年は、7月20日(土)に開催されます。詳しくは公式サイトにてご確認下さい。
<2017年体験記>
第一生命ホールで、クラシック音楽の子供向けの楽しい体験型のイベント「オープンハウス」に去る7月22日に行ってきました。
オープンハウスは、年に1回開催されているようですが、息子を連れて今回初めての参加です。
このイベントでは、ホールでの質の高いコンサートをはじめ、楽器体験や手作り楽器工作などが、なんと無料で楽しめるのです。
様々なプログラムが用意されていますが、私達が参加したのは、まず、『中川賢一さんのピアノコンサート』の幼児向けの方です。
驚いたのは、曲の選定。
子供向けコンサートにありがちな、子供向けヒットソングや童謡ではなく、ドビュッシーの『月の光』や、ムソルグスキーの『組曲「展覧会の絵」より』など、じっくり聴き入る曲だったことです。
プログラムは正味20分と子どもが飽きない長さということもありますが、演出が素晴らしく、子ども含め皆、真剣に聴き入っていました。
推奨年齢4才以上となっており、幼稚園児連れの家族が多かったように思います。
また、第一生命ホールは、客席からは舞台がほど近く、臨場感あふれる演奏が楽しめます。
洗練されたピアノの音色に、しばしうっとり。
見たこともないような記号の楽譜を解説しながらの演奏、演奏に合わせて会場みんなで手拍子や足踏みなど、バラエティに富んでいて、楽しませて頂きました。
次に向かったのが、身近な材料で楽器を作れる『音楽の実験室』
ここで、ボランティアのお姉さんと一緒に、ヤクルトの空容器をマスキングテープで装飾したマラカスと、牛乳パックとペットボトルの蓋でカスタネットを作りました。
息子は自分の作品がとても気に入った様子。
家に帰ってからも、更にいくつか作りました。
その後、ダックスくんとらっぱの合奏団の金管五重奏コンサートへ。
金管楽器なので、パーンと弾けた大きな音で子どもがびっくりするかな?と思っていましたが、そんなことは全くなく、とても優しい音色で、3拍子や2拍子のリズムに合わせて、手拍子をとったりと身体を動かしながら、楽しませて頂きました。
その他、時間の関係で参加はできませんでしたが、弦楽器やフルート、ハンドベルを触ってみようのコーナーや、ホールのバックステージを探検できるツアー、ステージの上で歌ってみようの体験などなど、魅力的なプログラムが豊富。
大人も子どもも、夏の暑さを忘れて、一日中音楽を楽しめます。
クイズやアンケートに答えて、ミッキーやプーさんのキュートなうちわも頂きました。
このイベントの他にも、第一生命ホールでは、1~3歳のまだじっとしているのがちょっと苦手な乳幼児とママが一緒に楽しめる『ロビーでよちよちコンサート』も開催しており、ネットで応募することもできます。
最寄駅の勝どきからは、途中、動く歩道も設置されており、ベビーカーでもアクセスしやすく便利です。
是非、小さいうちから、生の音楽を聴かせてあげたいですね。
☆最後までお読み頂き、ありがとうございました。
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