今年の4月から始まった、こどもちゃれんじ すてっぷ(4〜5才対象)のオプション講座『サイエンスプラス』。
毎月のこどもちゃれんじ教材とは別に、2ヶ月に1度、実験キットとガイド冊子が届きます。
(1回あたり税込1,070円:会員価格)
《目次》
こどもちゃれんじ『サイエンスプラス』とは
こどもちゃれんじは今年30周年を迎え、新たなコース「22世紀まで生きる現在の子どもたちに、幼児期に身につけて欲しい力」を育むことを目指し、通信講座に新たなコースとオプション講座を導入し、サービスを強化しました。
オプション講座として、年中・年長生向けに新たに導入されたのが、科学実験を通じてお子さんの好奇心を広げる『サイエンスプラス』です。
身のまわりのものへの興味を引き出し、おうちでできる楽しい実験を通して、科学的なものの見方・考え方を身につけられます。
物事の本質を知る事は、あらゆる学びに繋がるのでとても大切です。「驚き→実験→観察」のサイクルを繰り返すことで、これらの力を身につけられます。
ちなみに、このサイエンスプラス講座は、こどもちゃれんじ会員でなくても、受講することが可能です。
割れないシャボンだま
初回の4月に届いたのは、「割れないシャボンだま」です。
家に届くと、4歳児は今までとは違う教材に、興味深々!
「実験する〜」と早く始めたくて仕方がない様子です。
キットに含まれているのは、
・シャボン液
・パワーアップ液
・ふきくち(2個)
・シャーレ(2個)
・軍手(子どもサイズ)
割れにくくなる秘密は、パワーアップ液には、グリセリンです。
グリセリンには、水分を蒸発しにくくしたり、膜を伸びやすくしたり、強くしたりする働きがある為、シャボンだまが割れにくくなる、そうです。
まずは、WEBで公開されている「じっけんムービー」を親子で視聴します。
こどもにわかりやすく、実験の流れが説明されています。
そして、いよいよ挑戦!
実験を成功させることが目的ではなく、子ども自身にやらせることが大切。
つたない手つきですが、親は手伝うのを我慢して、全ての行程を子どもに任せます。
時間はかかりますが、ちゃんとできてます。
手のひらに乗せても、割れません!
軍手をしているのは、素手よりもシャボン玉に触れる面積が減るため、割れにくくなるそうです。
手の上で、ポンポンと弾ませることもできます。
そして、こんな事も。
実験の様子を動画でも撮りました。
こどもちゃれんじ「サイエンスプラス」で割れないしゃぼん玉に挑戦!
実験がもたらした効果
実験を通して、「できた!できた!」と、「ふしぎ〜」「なんで〜?」をたくさん引き出せました。
また、実験中のわくわく感と、成功した時の満面の笑みを見ると、ちょっとお高いかな?と思っていた1,070円も、許容範囲です。
これをキッカケに、何でもやってみる!の意欲が出てきたこたもあり、とても良い効果も得られました。
グリセリンは保湿入浴剤代わりに、我が家では常備しているので、繰り返し割れないシャボンだまを作って楽しもうと思います。
(保湿入浴剤についての記事はこちらです。)
次回の実験も楽しみです。
家庭でできる割れないシャボン液の作り方
グリセリンを使わなくても、家庭でシャボン液を作ることができます。
[材料]
・食器用洗剤 100ml
(界面活性剤を40%以上含むものがおすすめ)
・洗濯のり 100ml
(成分がPVAまたはポリビニルアルコールのもの)
・ガムシロップ(ポーションタイプ) 1個
・水 1000ml
[作り方]
洗面器などに材料を全部入れ、泡がたたないようによく混ぜます。
たくさんのシャボン液が出来るので、針金ハンガーなどを広げて輪っかを作り、大きなシャボンだまに挑戦しても楽しいですよ。
〈最後までお読みいただき、ありがとうございます。〉
〈こちらの記事もよく読まれています〉