墨田区東向島にある「東武博物館」は、東武鉄道の車両展示やシュミレーション体験などを楽しめる博物館です。
1才からおすすめな理由
大宮の鉄道博物館ほど広くなく、休日でもさほど混雑しないので、電車好きな小さな子供を連れて行くのにちょうどいい施設です。
東武博物館は東武スカイツリーライン東向島駅を下車してすぐとなりにある施設です。駅にはエレベーターやスロープもあるのでベビーカーでも楽々OK。また、雨の日でも濡れずに行くことができるので、アクセス環境はバッチリです。
男女トイレ両方に、子ども用トイレ、おむつ交換台があり、また、多機能トイレもあります。女性トイレ入口には授乳室も完備されているので、安心です。
入館料金は大人200円、子ども100円(3才までは無料)と格安!入場してすぐ帰ることになっても、さほど惜しくない料金なので、気軽に遊びに行けます。
また、インフォメーションで再入館の受付もひてくれます。
レストランはありませんが、館内2階には休憩スペースがあり、お弁当の持ち込みが可能です。
博物館前のスーパーでお弁当を買って持ち込みしてもいいですね。
また、2階の奥の方には飲み物の自動販売機コーナーもあります。
何かと荷物が多くなる子連れには、やさしい環境ですね。
幼児が楽しめるものがいっぱい
SLなど実物の車輪展示
入館してすぐ目に飛び込んで来るのが、実物のSL展示。そのSLは周りをぐるっとまわって見学することができ、線路も渡れます。
また、1日に数回、大迫力のSLショーが開催されます。汽笛を鳴らして、車輪を回転させる蒸気機関車の様子を間近で見学できます。
都内では動くSLを見ることができないので、SL好きな小さい子供にはおすすめです。
3分ほどの短いショーなので、見逃さない様に開催時間を事前にチェックしておくといいですね。
また、SLの隣に展示されている電車(なんと木造!)は中にも入ることができます。
スペーシアの個室客車もあり、シートに座ることもできます。
その他、電気機関車や路面電車、ロマンスカー
キャブオーバーバス、ロープーウェイのゴンドラなど、多くの車両展示があり、中に入ることができるものがたくさんあります。
電車好きな子鉄くんには、たまりませんね。
関東平野を模した巨大ジオラマのパノラマショー
関東平野をイメージした横14m奥行き7mの大パノラマで、東武鉄道の広大な路線や一日の走行風景を大パノラマで紹介する約13分のショーです。
コンピュータ制御された約170両の模型電車[1/80(HOゲージ)]が走り、それぞれの車両の特徴や役割と、東武鉄道の一日を紹介しています。
見学スペースは階段状ですし、手前に駅で奥に山の配置になっているため、とても見やすい構造です。また、照明も工夫されており、大人も楽しめます。
このジオラマでは、ショー開催以外の時間には、実物の運転台を操作して、選択した模型電車を自分で運転することもできます。4分以上で自動回送となります。(1回100円)
運転操作はとても簡単なので、小さな子供でも楽しめます。
電車やバスの運転シミュレーション
館内には、電車やバスの運転を実物の運転席で体験できるシミュレーションがたくさん設置されています。
1才ですと、まだ自分での操作は難しいですが、ハンドルレバーを触ってみたり、親が操作するのを膝の上で見ているだけで、自分が運転している気分を充分に楽しめます。
週末でも空いているので、並んでも3組程度でした。
ウォッチングプロムナード
ここでは、普段は見れない角度から、本物の電車が走る様子を見ることができます。
東向島駅のホーム下に位置し、電車の車輪やモーター、ロングレールの伸縮継ぎ目など、実際に走っている様子が至近距離から観察できます。
普段は危なくて近寄れないですが、ここなら子供にも安心して心ゆくまで見せてあげられますし、大人でもワクワクします。
その他
ドイツの鉄道模型のジオラマも見応えがあり時間によっては鉄道模型をスイッチで動かすこともできます。
館内にはプリクラもあり、東武鉄道車両と一緒に撮影できます。
かなり美肌に撮れるので、親子で記念にパチリ!も思い出になりますし、おすすめです。
また、鉄道グッズの売店も入口付近にあります。規模はそれほど大きくはありませんが、模型や電車系の文具類や靴下、格安のパズルなどいろいろ売っていました。
その他にも、スペーシアの模型や映像など鉄道にまつわる展示がたくさんあります。
まとめ
このように、東武鉄道館は子供は1才児からでもワクワク楽しめ、大人 はゆるりと気楽に楽しめる施設です。
江戸川区葛西駅にある「地下鉄博物館」とならんで、電車好きな子供を気軽に連れて行けるおすすめスポットです。
地下鉄博物館の記事はこちら
http://www.ikumama.info/entry/chikahaku