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視覚優位の息子に『きくきくドリル』を試してみました

耳で聞いた情報よりも、目で見た情報を得ることが得意な「視覚優位」な傾向がある息子。普段、言葉で伝えた事に対して聞こえてるのか、理解できていないのか心配になることもあります。

そんな息子の聴覚を、小学校入学前までに少しでも育てておきたいと思い、『きくきくドリル』(文英堂)STEP2を試してみました。

 

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《目次》

 

きくきくドリルとは

 

●きくきくドリルの効果

・「聞く」力を養うことで集中力が高まり、人の話をしっかり聞ける子になる。

・「聞く力」のトレーニングで、「読む・話す・書く」という小学受験の基礎力が養われる。

 

●対象年齢

きくきくドリルは、STEP1~3で構成されており、STEP1はおもに4才から、STEP2はおもに5才から、STEP6はおもに6才からが対象となっています。

 

●仕様

①子ども用「ききとりノート」と、②保護者用「解答・解説集」、③CD4枚

がセットになっています。

CDの音声による課題や音を聞いて、「ききとりノート」に答えを記入します。

アプリで音声が聞けるダウンロードサービスもあるので、CD環境がない場所でも取り組めます。

 

●課題の一例

(息子は現在5才で、STEP2を行っているので、STEP2の課題の一例を紹介します。)

 

「何の音でしょう」

動物の鳴き声や楽器の音などを聞き取り、何の音かを判断します。ききとりノートには4つの選択肢が絵で描かれており、その中から正解に〇をつけます。音を聞く時は、選択肢の絵を隠しておくので、情報源が耳だけになり、「聞く」ための集中力が養われます。

 

「どっちへ進む」

動物の絵がゴマの目に並べられており、どっちへ進むか音声による指示を聞き取り、指示にしたがって1マスずつ進んでいきます。音を聞きながら手を動かす練習になり、先生の話の要点を素早く書きとめる力を育てます。

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「あてはまるものはなに」

3~4個のものの名前の後、それについての質問が音声で流れます。質問の内容は、「今言った中で、くだものはどれですか?」などです。

しっかり聞き、聞いた事を覚える力を育てます。

 

 

きくきくドリルを試してみて

最初は、こんなの簡単!と言って楽々進めていた息子ですが、進めていくうちに難しく感じる点が増えていきました。やはり、全く絵を見ずに視覚からの情報を排除した状態は、やはり困難を感じるようです。

そんな時には、繰り返しわかるまで聞いていると、視覚に頼らずに聞こうとする力(集中力や聞き分ける力)が徐々に刺激されている様子が、感じられます

続けていくうちに、難なく聞き取れるようになる事を期待して、続けてみようと思います。

 

(追記)

きくきくドリルを週1回のペースで始めて2〜3ヶ月後、幼稚園の先生にお褒めの言葉をいただきました。

クラスのみんなが聞き逃していた先生の指示を、我が子だけちゃんと聞いて覚えていたとのこと。本人も褒められて少し自信がついたようです。

 

聞く力を育てること

わかりやすく話をするためには練習が必要なように、聴覚も練習することによって育てられると言われています。また、多くの能力を大きく伸ばすためには、幼児期の働きかけによってその基礎を身に着けておくことが重要なのと同様、大切な話や説明をしっかり聞けるようになるためには、小さい頃からの準備が大切なのだそうです。

 

聞く力を育てることで、聞き漏らしや誤解釈が減るようになれば、日常生活において子どもを叱る回数も減らせそうですね。

また、友達同士でのコミュニケーションや、学校の授業での理解力UPにも繋がるため、入学前に聞く力を育てておきたいものです。

 

〈最後までお読みいただき、ありがとうございます。〉

 

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