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子どもの乾燥肌対策で忘れがちなこと

息子(現在4才)は乾燥肌で敏感肌です。

以前は、病院で処方してもらった保湿剤を、朝・晩2回ぬってもかゆみがおきる事が多々あり、その度にステロイドのお世話になっていました。

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ところが、最近ある物を変えたら、かゆみが殆どおさまり、現在ではお風呂上りに保湿剤を1回塗るだけで、ステロイドを使うことはなくなりました。

 

そのある物とは、「ボディーソープ」です。

 

《目次》

 

 

 

敏感肌が陥りやすい「ワナ」

 

今までは、敏感肌なので「無添加」にこだわっていました。

純石鹸成分のみで作られている商品です。

その石鹸成分も植物性由来のものを使用し、肌をこすらない様に、泡状で出てくるタイプのものを使用。

 

これだけ、肌にやさしいものだからと、ボディーソープが負担をかけているとは、思いもよりませんでした。

 

しかし、石鹸成分のみという事は、肌の汚れを落としてからお風呂から出て保湿剤をつけるまでは、無防備な状態だという事です。

敏感肌という事は、もともと肌のバリア機能が弱いため、無防備な状態で湯舟に浸っていると、肌への刺激となり、いくらお風呂から出てすぐに保湿剤をつけても、なかなかそのダメージは修復できないのです。

 

 

ボディーソープの成分を調べてわかったこと

 

そこで、「無添加(純石鹸成分)じゃないものを使うと肌への刺激となりそう」という概念を捨て、「石鹸成分に保湿成分のみが加わっているもの( =その他、肌に刺激となる余分な成分が入っていないもの)」はあるのかどうか?

赤ちゃん向けのものを含め、敏感肌向けに販売されているボディーソープの成分を徹底的に調べてみました。

 

まず驚いた事に、一つの商品に含まれている成分の種類の多さ。中には界面活性剤だけでも5種類入っており、全部で30種類もの成分が入っています。

これでは、店頭で全成分をチェックして、商品の良しあしを判断する事は困難です。

商品のCMイメージ等で、なんとなく肌にやさしそう、と感じる物を選んでしまう方も多いと言われているのにも、頷けます。

 

調べてみて分かったことは、刺激が強いと言われている「ラウレス硫酸Na」や「ラウリル硫酸Na」など、石油系の合成界面活性剤が入っている商品は論外ですが、発がん性を指摘されている「コミカドDEA」、肌への刺激の強さが指摘されている「鉱物油」「パラベン」「安息香酸塩」「エデト酸塩」などが、赤ちゃん向けの商品にも入っているものがありました。

商品名は出しませんが、よく知られている商品です。

 

乾燥敏感肌におすすめするボディーソープ

 

乾燥敏感肌の子どもに使わせたいボディーソープの選び方は、下記3点

①洗浄成分が天然植物性由来のもの

②保湿成分が入っているもの

③子供でも優しく洗える泡状タイプ

です。

 


なるべく敏感肌にも刺激となる可能性が低い商品はどれか?と、厳選した9商品の全成分を比較し、アレルギー報告のある成分や刺激性に不明点がある成分が入っているものもチェックしました。

 

結果、残った商品はこちらの2点です。

 

 1)パックスオリーボディーソープ

 天然のオリーブ油が主原料。

保湿成分としてグリセリン・スクワラン、美肌成分としてチンピエキス(みかんの皮)、抗菌成分としてクマザサエキスが配合されています。

(合成界面活性剤、合成酸化防止剤、防腐剤、着色料不使用)

 

 2)パックスナチュロンボディーソープ泡状ポンプ式

ひまわり油が主原料。

保湿成分としてグリセリン、殺菌成分としてビワの葉エキス、代謝促進としてクエン酸、抗酸化成分としてトコフェロール(ビタミンE)が配合されています。

オリーブ油が主原料であるパックスオリーボディーソープより、洗いあがりがさっぱり気味です。

(合成界面活性剤、合成酸化防止剤不使用)

 

なんと2商品とも「太陽油脂」の商品です。(まわしものではありません)

 

余談ですが、太陽油脂株式会社についても調べてみました。

太陽油脂㈱(創立70年超)は、自然の油脂を主原料に、食用加工油脂ならびに石鹸シャンプーやクリーム、ローション等を製造・販売している会社。

強い環境意識のもとで、食用油・石鹸・化粧品ともに天然由来のものにこだわり、本当に人体と環境によいものを追求しているようです。

 

 

使用した感想


使用しはじめて約1か月。冒頭に記載しましたとおり、乾燥度合いが減り、現在は保湿剤を入浴後に1回塗るだけでよくなりました。

肌をさわった感じも、以前はサメ肌のようにガサガサしていましたが、現在はすべすべしています。 


正直、保湿対策ばかりに気をとられていましたので、ボディーソープを変えることで改善した事は、目からうろこでした。

子どもの乾燥肌対策でお悩みの方は、ボディーソープの見直しも検討されてみてはいかがでしょうか? 

 

泡状タイプにこだわらない場合

 

泡状タイプにこだわらず、泡立てネットなどで泡を作る作業に問題なければ、椿オイル配合の石鹸タイプのおすすめです。

椿オイルは保湿効果に優れ、殺菌作用もあるため、乾燥によるトラブルが起きた時に効果的です。

定番商品は「アトピコ」。精製椿油配合で刺激が少なく、0才から使えます。

 

 

☆最後までおよみいただき、ありがとうございます。

 

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