埼玉県大宮市にある「鉄道博物館」は、電車好きなら子どもから大人まで幅広く楽しめるスポットですが、今回は、幼児(5才)連れで楽しめた内容について紹介します。
まず、東京駅から大宮駅までは新幹線でなくても行けますが、敢えて新幹線で!
新幹線と大宮から鉄道博物館までのニューシャトル、そして鉄道博物館入館券がセットになった、『シンカリオン×てっぱくきっぷ』を利用しました。
(JR東日本の公式サイトよりお借りしました)
《目次》
鉄道博物館の『シンカリオン×てっぱくきっぶ』でE5系&E6系に乗ろう
てっぱくきっぷはこれだけお得!
てっぱくきっぷとは、JR東日本が出しているお得なセット商品で、以下がセットになっています。
①東京都区内各駅から大宮駅までの往復乗車券
②東京駅(または上野駅)から大宮駅までの往復新幹線普通車自由席特急券
③大宮駅から鉄道博物館までの往復ニューシャトル乗車券
④鉄道博物館入館引換券
これだけセットで、おとな 3,980円、こども 1,200円です。
鉄道博物館入館料が、おとな 1,300円、こども 600円
ニューシャトル往復料金が、おとな 380円、こども200円
新幹線自由席往復料金が、おとな 3,240円、こども 1,600円
なので、通常価格より、おとな 940円分、こども1,200円分がお得になる計算です。
次に、新幹線でなく上野東京ラインなど普通列車で行く場合と比較してみましょう。
東京駅から大宮駅までの往復乗車券が、おとな 1,100円、こども 550円なので、
普通列車で行くのと比較して、おとなは、+1,200円で往復新幹線に乗れます。
また、こどもはてっぱくきっぷを使って新幹線で行く方が、普通列車で行くよりも150円安くなる計算になりますね。
さらに、てっぱくきっぷを利用した場合、幼児の入館料が安くなる特典もあります。
「同伴する幼児(3才以上未就学児)は、2名まで1名あたり150円で鉄道博物館へ入館できます。」
通常の入館料(幼児)は、300円なので半額になります。
また、シンカリオンのカードケースなどのおまけもついていますので、かなりお得ですね!
シンカリオン×てっぱくきっぷは、2019年9月30日までの販売予定です。
(※料金や販売期間は変更になることがあります。公式HPにてご確認下さい)
てっぱくきっぷは使いやすい!
特別なきっぷだから、みどりの窓口などで並んだり、入館する時の手続きも面倒なんじゃない?と思っていましたが、実際にはとても簡単でした。
まず、JR首都圏の主な駅の指定席券売機で購入することができます。
メニュー画面の「おトクなきっぷ」から選びましょう。
※みどりの窓口では販売していないので要注意!
そして、鉄道博物館に入館する際は、開館時間になったら入館券の自動販売機の間を突き進み、奥にある「エントランスカウンター」へ向かいます。
エントランスカウンターで、鉄道博物館入館引換券を「入館ICカード」に引き換えてくれます。また、幼児用の割引入館券も、ここで現金で購入することができます。
鉄道博物館では、開館時間後に列の順番で入館券を自動発券機で購入するしくみなのですが、てっぱくきっぷを持っていれば、自動発券機にならばなくてもエントランスカウンターで手続きできるのです。
行く日にもよると思いますが、エントランスカウンターでの手続きの方が断然早く入館することができましたよ。
あこがれのE5系、E6系、E7系に乗って鉄道博物館に行ける
シンカリオン×てっぱくきっぷでは、「はやぶさ」「こまち」「かがやき」号等の全車指定席新幹線はご利用いただけません。と記載されています。
しかし! E5系(いわゆる、はやぶさ)、E6系(いわゆる、こまち)、E7系(いわゆる、かがやき)には乗れます。
E5系とE6系に乗るなら、17両編成の「やまびこ」号として使用されるダイヤには、自由席がたくさんあるのでおすすめです。
東京寄りE5系の1~4号車、東北寄りE6系の12~17号車(12~13号車は指定席となる場合もあります)が自由席となっています。
E7系は、「あさま」か「はくたか」にE7系が使用されています。
私たちは、往路:やまびこ43号(東京駅8:48発~大宮駅9:13着)、
復路:やまびこ52号(大宮駅17:58発~東京駅18:24着)に土曜日に乗りました。
往路に乗ったE5系の自由席はほぼ満席でしたが、復路に乗ったE6系の自由席はガラガラでしたよ。
現在、他に17両編成のやまびこは、
下り(東北方面):205号、213号、217号、219号、223号
上り(東京方面):126号、152号、204号、206号、290号
があります。(※ダイヤは日程により異なりますので、事前に公式サイトでご確認下さい)
鉄道博物館での記事は、後編に続きます。
《最後までお読みいただきありがとうございます》