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子ども雑学(7月編)七夕・アサガオ・蝉・7月の歌

子どもと季節を楽しめる雑学・マメ知識を集めました。

日常生活の中で、子どもの知的好奇心を大切に育ててみませんか?

今回は、七夕・あさがお・蝉・7月の歌です。

 《目次》

 

七夕の物語、幼児にどう説明する?

七夕の物語は中国から伝わりました。今から2000年くらい前に物語ができていたと言われます。織姫(おりひめ)と彦星(ひこぼし)の物語です。

 

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幼児にもわかりやすく説明しようとすると、こんな感じでしょうか。

 

織姫は神様の娘で、機織りがとても上手な働き者でした。

ある日神様は、同じく働き者の牛飼いの青年・彦星を織姫に会わせました。

二人はすぐに仲良しになり結婚しました。

 

二人は働き者だったのに、結婚した途端、仲が良すぎて遊んでばかりになってしまい、働かなくなってしまいました。

 

怒った神様は二人を天の川のを挟んで別々に引き離してしまいました。

でもそれではかわいそうなので、一生懸命働けば1年に1回、七夕の日だけ会えることにしました。

二人は、神様の言うとおり一生懸命働いて、七夕の夜に会うことができるようになりました。

 

 

七夕の日は、晴れて星が見えるといいですね。

でも、雨の日でも2人はちゃんと会えます。カササギという鳥が、羽を広げて橋を作ってくれるのようです。

 

どうして笹に願い事をつるすの?

 

竹や笹は1日でとても空高く成長します。昔から神聖なものと考えられていて、神様が降りてくる目印になるんだそうです。

 

目印の笹竹に、願い事が書いてある短冊や綺麗な飾りがついていたら、神様の目にとまりやすいかもしれないですね。

 

 

七夕を楽しもう!

子どもと一緒に短冊に願い事を書くだけでも、子どもの希望や、今何を考えているのか?を知るきっかけにもなり、家族で楽しめますよね。

 

短冊と一緒に飾る「七夕飾り」は、折る・切る・テープでとめるだけで、親子で簡単に作れます。工作の練習にも繋がりますので、是非作ってみたいですね。

 

七夕飾りの作り方

代表的なものをまとめてみました。(A4で印刷可能です)

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最近は便利で簡単に七夕を楽しめるキットも売られています。

 

 

七夕の雰囲気を理解できる絵本はこれがおすすめです。絵もとってもかわいくほっこり皆が幸せな気分になれる絵本です。

 

 

アサガオをもっとよく知ろう

 

アサガオの開花期は6〜10月頃です。梅雨から梅雨明けくらいまでが開花のピークで、真夏が過ぎ去った9〜10月頃になると品種改良で生まれた秋咲き品種がピークを迎えます。

 

ピンク・青・紫などの鮮やかな花は、夜明け前に開き、昼前にしぼんでしまいますが、日陰にある場合は夕方まで咲き続けることもあります。

 

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朝顔の特徴は何といっても「つる」ですね。鉢に立てた支柱に、毎朝少しずつつるが巻いていくのを見るのは、子どもでも大人でも楽しみなものです。このつるが、左巻き、ということも覚えておくと何かの役に立つかもしれません。

 

アサガオのツルや葉っぱを利用してネットや壁一面アサガオで埋め尽くすことを、「緑のカーテン」または、「グリーンカーテン」と呼びます。

緑のカーテンは、アサガオが最も生長する初夏や初秋に限って作ることができ、夏の暑さ対策や空気清浄などの効果が期待できます。また、家を植物で覆うなどエクステリアとしても利用されます。

ツル性の植物であれば緑のカーテンは作れるので、ヘチマやゴーヤ、キュウリなどでも可能です。

 

朝顔はサクラと同様、古来から日本人に愛されている花のひとつで、奈良時代に遣唐使がその種を持ち帰った物がはじめとされ、以来、和歌や俳句に多く詠まれてきています。

 

基本的に朝顔は初心者向けの植物で、水を丹念にあげ、ひなたに置くことで、きれいな花をたくさん咲かせてくれます。

 

 
 

 

 

よく目にする蝉の種類は?

日本には32種類、東京には14種類もの蝉が生息していると言われています。

その中です、公園など身近な場所でよく目にする蝉の種類をまとめました。

鳴き声がピーク(目安)の順に記載しています。

 

暑さを象徴する蝉の鳴き声の中からも、その鳴き声に違いで、季節に移り変わりを感じられるといいですね。

 

ニイニイゼミ

ピークは7月中旬~下旬ごろ

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「チー」「ジー」を繰り返して鳴くニイニイゼミ。
梅雨の訪れを告げるセミとしても知られています。

北海道から沖縄本島以北の南西諸島に分布していて6月から9月に
見る事のできる3〜4センチほどの小型のセミです

平地から丘陵地に生息し、1日中鳴いています

サクラ類やケヤキ、マツ類などの樹林で見ることができます。

 

クマゼミ

ピークは7月下旬~8月上旬ごろ

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「シャシャシャシャ・・・」という、これぞ夏の音という大きな鳴き声が特徴的なクマゼミ。

関東以西の太平洋側を中心として分布していて7月から9月に見る事のできる
体長6〜6.5センチほどもある日本で一番大きな種類のセミです

いろいろな広葉樹林に生息し、平地を中心に見られますが、
特に最近では公園などで多く見ることができます。日の出~正午に鳴きます

 

ヒグラシ

ピークは7月下旬~8月中旬ごろ

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「カナカナカナカナ・・・」と鳴くと言われるヒグラシ。
夕暮れ時に聞こえる哀愁を帯びた鳴き声は昔の歌人たちにも愛されて
万葉集の恋歌などにも登場しています。

 

日本全国に分布していて、7月から9月に見る事のできる
体長4センチ程の中型のセミで地域によって生息地が異なります。

 

北海道から関東では平地から丘陵地に多く見られますが、
関西から南になると山間部に生息しています。

 

日の出前、日の入り頃、曇りの日など薄明るい時に鳴きます

夕暮れ時に鳴くので「日を暮れさせる」ヒグラシの名前がつきました。

 

広葉樹にも見られますが、どちらかというとスギ、ヒノキなどを
好むようで針葉樹にしがみついているのがよく見られます。

 

アブラゼミ 

ピークは8月上旬~中旬ごろ

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 市街地で一番よく見かけるセミといえば、アブラゼミ。どこにでも沢山います。

 

「ジリジリ・・・」と鳴くアブラゼミ。名前の由来はその鳴き声が
油を熱したときに出る「ジリジリ」という音に似ている事から
アブラゼミと名前がついたと言われています。

 

北海道から九州に分布していて7月から10月に見る事のできる
体長6センチ前後の大型のセミです。

平地から山麓などに広く生息し、日が傾く頃から日没後、薄明るい頃まで鳴きます

 

とても身近なセミとして知られていますが、それはアブラゼミの生息地が
私たちの生活する場所に近い雑木林などにいるからです。
親しみのあるセミだと思います。

 

ミンミンゼミ

ピークはアブラゼミと同様、8月上旬~中旬ごろ

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「ミーンミンミンミンミンミー・・・」と名前通りの鳴き声。

北海道から九州までに分布していて7月から10月に見る事のできる6センチ程の大型のセミです。

東日本ではおもに平地から丘陵地に、西日本では山地に生息しています。

 

いろいろな広葉樹に生息しますが、特にサクラ類やケヤキで見ることができます。

主に午前中に鳴きます

 

ツクツクボウシ

ピークは8月中旬~9月上旬ごろ

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「ジー、ツクツクボーシ」と鳴くことから、
ツクツクボウシの名前が付いた判りやすい由来。

 

北海道からトカラ列島以北の南西諸島に分布し7月から11月に見る事の出来る体長4.5センチほどの中型のセミです。

特に関東以西の平地から低山地に多く生息しています。

 

サクラ類やカキなど、多くの樹林で見ることができます。

夏の終わりを告げるセミと言われています。

昼過ぎ~日没後に鳴きます。