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おとこの子あるあるを解説

おとこの子の行動って、お母さんには理解できないことが、たくさんありますよね。

どうしてうちの子はこうなんだろう?頭がおかしいのかしら?と心配になることもあります。

でも、それがおとこの子なんだ、っておおらかに構えている方が良いことだってあります。

よくある「おとこの子」の特徴と、それについての解説をまとめてみました。

 

〈目次〉

 

 

いつでもふざける

「ちゃんとしなさい」といくら言われても、すぐふざけたり、身体をくねくねしたり、変顔やしたりにやけたりするのはなぜ?

 

おとこの子は、緊張感に耐えるのが苦手。頭の中はほとんどが「遊び」で占めらているため、親が真剣になればなるほど、場の空気を変えようとヘラヘラふざけてしまいます。

おとこの子は、ふざけることで緊張感に一生懸命に抵抗しています。

ただふざけているのではなく、本心は怖がっていたり、ドキドキしていることもあります。叱っている時にヘラヘラして「聞いているの?!」と更に加熱するのはやめ、その後の様子を観察しましょう。

 

じっとしていない

一緒に歩いているときに突然走り出したり、急に逆戻りをしたり、手にしたおもちゃを急になげたり、おとこの子の行動は、衝動的なことが多く、ハラハラしますよね。

何度叱っても、諭しても、じっとできないのがおとこの子。

 

もちろん悪気はありません。場や状況、相手を選ばずに、思いついた通りに身体が動いてしまうのも、おとこの子の特徴です。

おとこの子ってこんなもんだ、と半分あきらめつつ、危険がないようなるべく手を繋いだり安全な道を歩くようにしましょう。

 

 

こだわりや執着

電車や車、戦隊ものや怪獣など、自分の好きなものの名前をすぐに覚えたり、とことん追求。

そのジャンルの図鑑を丸ごと覚えてしまったり、難しい専門用語も記憶してしまったりと、まるで小さなオタクの出来上がり?と心配してしまうほど。

 

また同じ服ばかりを着たがったり、エレベーターのボタンを必ず押したがったりと、叱られても、一度執着したらやめません。

ギャグや冗談も、一度うけたらしつこいほど何度も繰り返しますよね。

 

でも、心配はいりません。

集中してとことん追求したり、しつこくこだわるのは、おとこの子の特徴です。

途中でやめたり、明日にまわすことができないのです。これも習性と、あたたかく見守りましょう。

 

 

ポケットに何でもいれる

おとこの子は、ポケットにゴミとしか思えない様なものをたくさん入れて帰ってきます。

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ただの石ころや小枝をパンパンになるまでたくさん詰め込んで、「ママへのお土産だよ〜」などと言い、可愛い面もありますが、帰って来たときには、ポケットに入れたことをすっかり忘れていることもあります。

 

うっかりそのまま洗濯した時は大参事に繋がるので、できればヤメてほしいのが本音ですが。。。

 

おとこの子は、公園や道端で見つけた「おもしろい」「かっこいい」と感じたものを、ポケットに入れたがります。

ポケットはおとこの子の喜びがたくさん詰まっているのです。

帰宅後はポケットを親子で確認し、ごみのような宝物を見ながら、今日あった出来事について話し合ってみるものいいですね。

 

 

見えない敵と戦う

多くのおとこの子は、戦隊もののヒーロが大好き。

みんながそれぞれヒーローになりきって悪と戦い、地球に平和を守ります。

 

男の子にとって、ヒーロー遊びは「ごっこ遊び」ではありません。未熟なところがいっぱいある自分を、大きく変身させて、スーパーヒーローになるという、本気のお仕事をしているのです。

 

こだわりが強いのもおとこの子の特徴ですが、形から入るのもよくあること。

変身ポーズを念入りに研究したり、真のヒーローになるために、ヒーローベルトやなりきりグッズを欲しがります。

 

時には暴走して暴れまわったり、お友達や家族に戦いを挑むこともあります。

 

そんな時は、ヒーローの基本「ヒーロー、助けて!」と声をかけ、軌道修正をしてあげましょう。

 

 参考図書)0〜6才までの男の子の育て方(洋泉社MOOK)